Book Design:寄藤文平+垣内晴(文平銀座)
発行:赤々舎
Size:H280mm x W228mm
Page:88 pages
Binding:Hardcover
Published in June 2025
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日々更新される関係性が形作るもの──
重ねられたふたのかたちに浮かび上がる、日常の創造性
東日本大震災まで東京に住んでいた下道は、結婚を機に妻の実家の愛知に引っ越すことになった。
「ははのふた」は、その日常の中で見つけた義母の小さな習慣を撮り溜めたシリーズである。
食卓で見つけた義母の作る"ふた"に興味を持ち、3年間かけて密かに撮影した。また、「ははのふた」の展示発表後、本シリーズは「つまのふた」へとも継続し展開された。
本作は、日々更新される関係性が形作る「新しい家族の風景」をユーモラスに描く写真シリーズである。
それは、3.11により日常の見え方が変わり、家族の食卓に写真をもって入っていく行為でもある。日常の中に点在しているけれど発見されないものを、写真によってあつめる。
そこには、近代を飛び越えて、目の前で起こっている、原初的なクリエイティブなものに目を向ける、接続するリアリティがある。
表紙は、下道がトレースしたふたの形を組み合わせたもの。ふたを象る行為がここにも織り込まれている。









