小川 博毅 (著)
発行 吉備人出版
仕様 A5判 並製本
ページ数 127ページ
中央アジアは、古くからシルクロードとステップロードによって東アジア・中東・ヨーロッパを結ぶ文明の交差点であり、近年でも中国の一帯一路構想の中で重要な地域となっている。この地域は「トルキスタン」とも呼ばれ、トルコ系諸民族が居住する土地を指す。現在は東トルキスタンが中国の新疆ウイグル自治区に、西トルキスタンが中央アジア五か国に相当し、かつてはいずれもロシア帝国やソ連の支配下にあった。
19世紀以降、ロシアはイギリスとの「グレート・ゲーム」の中で中央アジアを征服したが、過酷な支配への反発から反乱が頻発し、1916年には大規模な蜂起が起こった。
さらにロシア革命後には「バスマチ叛乱」と呼ばれる武装蜂起が広がり、1918年から1926年にかけてソヴェト政権を脅かした。
本書では、この反乱の背景と経緯、およびその渦中に身を投じたエンヴェル・パシャの生涯を追う。
小川 博毅
1943年中国湖北省漢口市(現・武漢市)に生まれる。岡山大学法文学部史学科(東洋史専攻)卒業後、1980-2016年空調設備会社経営。1級冷凍空調技能士。
著書に『美作垪和郷戦乱記』(吉備人出版、2002年)、『史伝・明石掃部』(橙書房、2012年)、『新版 史伝・明石掃部』(吉備人出版、2023年)など。









