著者:石川直樹
ブックデザイン:KIGI
2019年発行
仕様[A4タテ変型/368ページ(束幅35mm)/上製]
写真家・石川直樹、20年の旅の軌跡をおさめた大冊、ついに完成。
海抜0mから標高8848mまで――。
北極、南極、エベレストをはじめとする世界の高峰、北海道・知床・樺太/サハリン、沖縄から南太平洋・ポリネシアの島々……
人と自然のあらゆる辺境を旅し、きらめく命の点滅を見つめてきた写真家・石川直樹。
「彼のように世界を見た者は、他に誰もいなかったのだ。」
これまでとは異なる視座からこの星=地球と向き合う。
ここではない場所にある人の営みに想いを馳せる。
石川直樹のまなざしを通じて世界を見ると、この星のうえに無数にある光のあたる場所、それぞれの命がもつ世界の中心点が見えてくる。
前人未到の記録であり、記憶のぬくもり。
いま、この星の新たな地図が浮かびあがる――。
[目次]
FIRST JOURRNEY はじまりの旅
POLAR 北極と南極
NEW DIMENSION 壁画へ
VERNACULAR 風土建築
THE VOID+CORONA 渡海の軌跡
Mt.Fuji 富士山にのぼる
THE HIMALAYAS+K2 ヒマラヤ遠征
ARCHIPELAGO 多島海
My gear ぼくの道具
[寄稿]
大竹昭子 管啓次郎 藤田貴大 黒河内真衣子 武田砂鉄 竹久侑