451ブックスが紹介する絵本のポイントは、4つほどあります。

1. かたち
輪郭がはっきりしていること。モノの形や、キャラクターの表情や、動きがわかりやすく個性的で楽しいものであること。

2. いろ
限られた、かつ、選ばれた色調の中で、効果的に使われていること。

3. すとーりー
絵だけでも、内容の楽しさが伝わるもの。教訓や、勧善懲悪よりも、絵本の世界に引きつける魅力があるストーリーであること。

4. ぶん
文章は、絵の説明でも、絵を補填するものでもなくて、絵をいっそう楽しませてくれるものであること。出来れば、リズムや、奥行きを与えてくれるものが良いなと思っています。

もちろん、オリジナリティー、作者の伝えたいことがあるのが前提ですよね。本自体のモノとしての魅力、素材や、装丁もとても重要です。

　良い絵本という価値判断を示すことは、とても難しい問題です。絵本を紹介する本はたくさんあって、いろんな価値判断があります。
　451ブックスが、紹介する絵本や児童書は、必ずしも一般的な推薦絵本ではありません。考えることよりも、常識を覚えさせることを目的とする絵本は得意ではありません。
　子供だけでなく、多くの世代の方の読み物として絵本を考え、楽しんでいただけるものを紹介できたらなと思っています。

● 和書
　日本の作家にも、多くの楽しい絵本を作られる方がいます。ただ、良いものは、なぜか入手困難なものも多く、紹介するのに苦労してしまいますね。
　紹介している和書の中には、翻訳ものの絵本を多く入れています。日本の書籍の値段は、欧米に比べるとずいぶん安く、ハードカバーの値段は、オリジナルのものと比べると半額以下であることがほとんどです。$20以上するものが、1000円前後の定価であることも良く見かけます。日本語で読めて、なおかつ安いのは、幸せなことかもしれません。
　ただし、判型や、印刷の色合い等が多少異なったり、独特の言い回しを保つことはなかなか難しいので、気に入ったものがあったら、原書にふれてほしいなとも思います。
　
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● 洋書
　アメリカ、イギリス、フランス等々、楽しい絵本がたくさんあります。英語が少々読めなくたって、フランス語全然だめでも、楽しめるのが絵本。気に入ったら、辞書片手に調べてみるのも楽しいです。
　ドクタースースや、フィリップ・イーストマン、エルジェや、サンペ、ナジャ。センダック、いろんな作家の絵本を紹介していきたいと思っています。

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● TINTIN（タンタン）
　アメリカでディズニーがミッキーマウスを誕生させたのとほぼ同じ頃、ヨーロッパでも一人の英雄が生まれました。
前フランス大統領、シャルル・ド・ゴールに「わたしの唯一の国際的ライバルは彼」とまで言わしめたタンタンです。 1929年のベルギーの作家エルジェによって生み出されて以来、ヨーロッパの人々と共に時代を生き、単なるキャラクターと してではなく、最も身近なヒーロー、まさに一つの文化として歩んできました。
知恵と勇気を武器に次々と事件を解決し世界の果てまでリポーターとして駆け巡るタンタンの世界は、今日においても
世界の人々に愛され続けています。

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● Mo Willems（モー・ウィレムズ）
　まだ、翻訳されている絵本は、「ハトにうんてんさせないで」の1冊だけですが、英語で読むともっと楽しい気持ちになるのが、Mo Willemsの絵本たちです。
　彼の代表作のひとつ、Pigeon （ハト）シリーズは、たくさんの子どもたちを前に読むとどのくらい盛り上がるのかな？なんていう気持ちになるような、シンプルな描画からは創造できないようなインタラクティブな絵本です。
　ちょっと素直じゃないけど、めちゃ行動の素直なPigeon性格に、きっとだれもが「NO!（だめ〜！）」と言ってしまします。
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　リアル店舗が、12/3(土)にオープンしました。
営業は、土曜、日曜、祝日のみ、12:00〜18:00です。また、強雨と強風の場合、閉める予定です。
　店舗では、 実物を手に取ってみていただくことが出来ます。リアル店舗のみの商品も扱っておりますので、一度ご来店ください。









706-0222
岡山県玉野市八浜町見石1607-5
TEL 0863-51-2920

営業日　土曜、日曜、祝日
　　　　　 （雨、強風の場合は休）
営業時間　12:00〜18:00