クレメント・C・ムーア (著)
ロジャー・デュボアザン (イラスト)
こみや ゆう (翻訳)
主婦の友社
34.5 x 16.7 x 1.6 cm
1954年、ニューヨークの出版社から、たてに長ーい絵本が出版されました。1822年に書かれたクレメント・C・ムーアの有名な詩に色彩の魔術師、ロジャー・デュボアザンが、色鮮やかな絵を描いて。それは、イブの夜、子どもたちが暖炉の横にそっとかけてプレゼントを楽しみにした、「くつしたサイズの絵本」だったのです。
クレメント・C・ムーア(Clement Clarke Moore クレメント・クラーク・ムーア): 神学者。
1779~1863年。病身の娘を喜ばせようと書いたこの詩によって、世界中で愛されるクリスマスのサンタクロースやトナカイのイメージがつくられたとといわれる。
Roger Duvoisin(ロジャー・デュボアザン):絵本作家。
1904~1980年。スイス・ジュネーヴ生まれ。美術学校を卒業したのちアメリカに渡り、帰化。あざやかな色彩と大胆な構図で世界中から愛されている。主な作品に『がちょうのぺチューニア』(冨山房)、『ごきげんなライオン』(福音館書店)など。『しろいゆき あかるいゆき』(BL出版)で1948年コルデコット賞受賞。