坂本 千明 (著,)
青土社
18.8 x 13.5 x 0.6 cm
著者サイン本です。絵柄はお選びいただけません。
しずかで美しい、かけがえのない日々――
「この愛しい退屈は ずっとつづくのだと思う」
イラストレーターで紙版画作家の著者が、
愛猫「楳」の視点で出会いと別れを描く画文集。
冬のつめたい雨の日に拾われた、一匹の猫(あたし)。
こわい外の世界に比べたら家猫の生活はとても退屈だったけれど、
大好きなお日さまが照らしてくれると機嫌がいい。
そんなある日、黒くて小さなやつらが現れた。そして――
紙版画のあたたかなモノクロームの絵は、
ノスタルジーとともに、わたしたちをやさしい世界へと連れて行ってくれる。
2019年夏451ブックスで坂本千明さんの「退屈をあげる」の原画展が行われました。
すばらしい展覧会でした。