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瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治作品集

著者 黒島伝治

選者 山本善行(エッセイスト、古書「善行堂」店主)
造本:四六判/ソフトカバー
本文 248頁
発行 サウダージ・ブックス
装幀 加藤賢一
装画 nakaban
組版 大友哲郎
編集協力 太田明日香

瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治作品集

価格:

2,200円 (税込)

購入数:

「文章と構成の素晴らしさ。文学を知ることは、黒島伝治を知ることだ」

―荒川洋治氏絶賛!
「私は、黒島伝治の小説を読み始めると、その呼吸、リズムにからだをあずけるのが気持ちよく、気がつけば、からだがその物語の中にどっぷり浸かっているのだった。……会話の中にも抒情を感じるし、会話がつながっていくところで生まれる衝突や不安なども、その小説を深くしているように思う。」

―山本善行・解説より
香川県・小豆島に生まれ、シベリア出兵から帰還後、小林多喜二にならぶプロレタリア文学の旗手として活躍し、病のため若くして逝った小説家、黒島伝治(1898–1943)。京都の「古本ソムリエ」、山本善行が選んだ珠玉の短編作品アンソロジー。

▶表紙カバーは 【リバーシブルタイプ】。カバーの裏面にも、画家・絵本作家として活躍する nakaban作のオリジナル作品がカラー印刷されています。 【文芸・日本文学】

目次
初期文集より
瀬戸内海のスケッチ
砂糖泥棒
まかないの棒
「紋」
老夫婦
田園挽歌
本をたずねて
僕の文学的経歴
雪のシベリア
解説=山本善行

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