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KOTTOICHI+WOMEN 春夏藍秋冬

2012年8月8日発行 アートディレクション 平田和宏(KAPITAL)
編集 小川剛史(Mo-Green)
造本 永野有紀(Mo-Green)
写真 在本彌生

サイズ 縦310×横300ミリ

※宅急便費用540円が必要になります。

KOTTOICHI+WOMEN 春夏藍秋冬

定価:
8,963円(税込)
価格:

8,963円 (税込)

購入数:

骨董市
骨董ではなく骨董市。日本全国で開かれている骨董市を
もっと多くの人に知ってもらおうということで、
2009年の初春から始まった僕たちの全国骨董市巡りの旅。

社寺仏閣と融合した日本独自の蚤の市の姿
ごく身近にある日本の四季の美しさ
日本の大衆文化の楽しさ

骨董市にあるそんな素晴らしさを、今の日本の多くの方々に、
また日本に興味を持ち、訪れてくれる外国の方々に、見て、
感じて欲しいと思いました。約1年半に渡って少しずつ旅をして、
僕たちのやり方で、骨董市への感謝や感激の気持ちを表現してきました。
それは「-SUNRISE MARKET-KOTTOICHI」という
写文集として、ひとつのかたちとなりました。
この骨董市への想いは、2011年の春にまた灯を点しました。
そしてこの旅(個人的な趣味?!)の意志と縁を感じてくれた
12人の華のある粋で天馬な日本の女性と、再び骨董市を巡ることに
なりました。旅のために僕が作った彼女たちへの服には、
骨董市からもらった楽しさを織り込みました。
そんな彼女たちとの1年間はデザイナーとしても、
趣味人としても、そしてひとりの日本人としても本当にありがたく
かけがえのないものとなりました。

おりしも未曾有の大惨事「3.11」とほぼ時を同じくして始まったこの
新しい旅。混乱と動揺のなかで、生き生きとした何かを
伝えられるのか、このようなことを続けていいのだろうかを考えました。
僕は、市でのデザイ、声の掛け合い、ゆずりあい、
人と人とのふれあい、助け合い、市で見かけるそんな光景を
思い浮かべながら、島国日本の人たちの強さと誇りを
改めて伝えたいと想いました。

そうは言っても、難しくて敷居の高そうなイメージの骨董市は、
実はもっと柔らかくて気軽な遊び場=KOTTOICHIなんだということを、
若い世代や新しい価値観を持った人たちへ伝えたいという
気持ちは変わっていません。神様、仏様に守られ、愛される・・・・
そんなことを自然に生活に取り入れて親しんできた国、日本。
そしてそれを今に受け継ぐ骨董市。
KOTTOICHIがさらにより良く発展していってくれることを願って。

                         平田和宏

裏表紙



シリアルナンバー



12人の華のある粋で天馬な日本の女性(写真は松たかこさん)

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